ハーブ初心者であれば、何のハーブを育てたらよいのか迷ってしまいますね。

インターネットで検索して、初心者向けのハーブであれば何でも良いと思います。最初から欲張らず、１～３種類のハーブを育ててみることをお勧めします。

１種類でも全く問題ありません。まずは興味のあるハーブを選んでみましょう。

ちなみに私が最初に育てたハーブはバジルでした。自分で育てたバジルで「カプレーゼ」を作ったときにはすごくテンションが上がりました！

最近は栽培セットなども販売されているので、お部屋で育ててみるのも手軽で良いですよね。

お茶にしたり、お料理に使ったりするだけで、買ってくるのとは全く違った楽しみを与えてくれます。

ハーブは種から育てることもできますが、苗から育てるのが最初は簡単です。育てる場所は庭でも、ベランダでも、室内でも構いません。

もしも、プランターでハーブを育てるのであれば、プランターのほかに、土、鉢の底に入れる石（軽石）、鉢底ネットを準備します。（鉢底ネットはプランターの底がネット状になっている場合は必要ありません。）

鉢を購入する場合、半年後に背が高くなるハーブであれば深めの鉢を選びましょう。同じ環境を好むハーブであれば、同じ鉢に寄せ植えするのでも良いです。

種から育てる場合は、雑菌が少ないきれいな土が良いので、種まき用の土を購入するのをおすすめします。

分からないことがあれば、お店のスタッフに何でも相談してみると、色々と教えてくれますよ。

ハーブは日当たりと風通しの良い場所で乾燥気味に育てるのがポイントです。

まずは水やりですが、控えめにします。

土の表面がしっかり乾いたら、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。水を与えすぎないように気をつけましょう。

春、秋、冬は週に１～３回、梅雨のときは水やりの頻度を控えます。夏は朝もしくは夕方に毎日与えます。

次に、虫や病気のチェックです。

屋外で育てる場合は、虫がついていないか、病気になっていないかをこまめにチェックします！

葉の裏側には虫や病気が潜んでいることがあるので注意しましょう。

アブラムシなどがいたら、セロハンテープなどで取り除きます。「虫が苦手」という方もいると思いますが、手遅れにならないようにするのが大切です。

また、病気になりかけた葉があれば、すぐに茎ごと取り除きます。

ここまで読んで、「私にはハーブを育てられるかな？」と思ってしまった方もいるかも知れませんが、最初から上手く育てようなんて思わなくて大丈夫です。

失敗しても大丈夫。気楽に楽しく育てていれば、植物の力を感じる瞬間が必ず訪れます。植物が健気に育つ姿には本当に癒されますよ！

どうぞ気軽に始めてみてくださいね。