皆さんはハーブって聞くと何をイメージしますか?バジルとかタイム、セージのような料理に使うものでしょうか?
最近ではパクチーとか、レモングラスとか、エスニック料理で使われるハーブも有名ですよね!
でも、ハーブって料理の香りづけや、食べるだけのものではないんです!
古くから、漢方薬のように、薬として用いられてきています。ハーブを上手に使えば、健康管理ができるんです。
睡眠の質を整えたり、イライラした時や、逆に落ち込んだ時に、心を整えてくれる働きがあります。
ハーブには、私たちの健康を整えて、幸せな生活を送らせてくれる力があります♪
でも、ハーブの魅力って、それだけでもないんです。日常生活にハーブを取り入れると、とにかく楽しい♪
自分でハーブを育てたり、そのハーブを活用することで、毎日の生活が豊かになります。
植物がある生活は、それだけで心を和やかにしてくれます。忙しい現代人の生活には、ハーブは必需品ですね。
ハーブを賢く使って、薬を使わない生活をしてもらいたい。そう願ってこの記事を書きたいと思います!
それでは、ハーブの魅力をたっぷりとお伝えしていきますね!
ハーブって何が凄いの?ハーブの特徴と歴史から解説!
ハーブって言うと、香りのする葉っぱのことと、思う人も多いと思います。
まずはハーブってどんなものなのか?その定義を紹介します。
植物なら何でもハーブ!?
ハーブ(herb)という言葉自体の意味は『草、草本※、薬用植物、香草』といった意味です。でも、日本ではこの中の薬用植物とか香草の意味で使うことが多いようです。
[aside type=”normal”]※草本とは、いわゆる草のことです。木のような幹を作らない植物全般を草本と呼びます。
逆に幹を作る植物を、木本と呼びます。[/aside]
更に最近では、薬効がある植物であれば、広くハーブと呼ぶようになっています。種や木の幹など、何か薬理効果がある植物であれば、何でもハーブと呼ばれることが多いようです。
例えばローズヒップは、バラの果実なので、葉や茎とは違います。また、カモミールは花そのものです。でも、これらはみんなハーブです。
しかし、胡椒や唐辛子、にんにく、生姜などは、ハーブというよりは、スパイスですよね。でも、生姜や胡椒は体を暖めたり、消化機能を整える働きがあります。
薬理効果があるので、ハーブの中に含まれるとされているんですね。
このように、どこまでがハーブなのか、ハッキリと線を引くのは実は難しいのです。
そこで、このサイトでは、健康維持に役立つのであれば、野菜や果物までをも含めて、メディカルハーブと呼ぶことにしています。
えっと、いきなり最初から小難しいことを書いてしまいました。でも、難しく考えることはありません。私たちは普段から、自然にハーブを利用しています。
例えば日本人に馴染みの深いこんな植物も、立派なハーブの仲間たちです。
実はこんなにたくさん!日本のハーブ
日本人が活用してきたハーブも、とてもたくさんあります。
例えば次のようなものです。
- 紫蘇
- 山椒
- 三つ葉
- 茶ノ木
- ドクダミ
- ヨモギ
- 柚子
茶ノ木やドクダミ、柚子なんかは、お茶にして飲むことが多いですよね。まさにこれってジャパニーズハーブティーです。
でも、茶ノ木(緑茶)以外は、最近では積極的に取ることは少なくなってますよね。料理でたまに食べるくらいかもしれません。
しかし、ハーブの中には健康管理に役立つものが沢山あります。そのようなメディカルハーブを活用することは、とっても大切なことなんです。
メディカルハーブの効果は、即効性が低く緩やかです。その分、体への負担も少なく、安全で安心できます。
でも、忙しい現代人には、手っ取り早く効果が出るものが好まれます。しかし、そういった効果が強いものは、副作用も強く、体への負担も大きいのです。
メディカルハーブの特徴
メディカルハーブには、病気の治療効果だけではなく、予防効果もあります。また、効果がマイルドなので、比較的安全です。
そして、もう一つの大きな特徴は、ハーブには相乗効果があるということです。
私たちはビタミンCが不足していると、ビタミンCが含まれているサプリメントを飲んだりしますよね?
でも、実際にはビタミンCが十分な抗酸化作用を発揮するには、ビタミンAとビタミンEが必要です。それにビタミンC単体では、十分に体内に吸収されません。
つまり、サプリメントでビタミンCだけ取っても、効果は不十分なんですね。
しかし、野菜や果物といったハーブには、ビタミンC以外にもビタミンAやビタミンEが含まれています。ビタミンCの吸収率を上げるフラボノイドという物質も含まれています。
ビタミンC単体で見れば、含まれている量は少ないかもしれませんが、総合的な効果を考えると、ハーブの方が効果的であることが多いのです。
[aside type=”normal”]その他にも、メディカルハーブには、内臓の働きやホルモンバランスを整えるなど、様々な作用があります。
しかし、これらは色んな成分による複雑な相乗効果によってもたらされるため、人工的に作るお薬では真似できません。
効果が緩やかなので、見過ごしがちですが、メディカルハーブって凄いんです![/aside]
このようにハーブは、正しく用いれば、たくさんの恩恵を受けることができるんです。
でも、これほど多くのメリットがあるのに、現代の医学ではあまりハーブって使われていませんよね。
私たちも何か病気になった時に、ハーブを使って治そうとは、あまり考えないと思います。
いったいなぜなんでしょうか?
メディカルハーブの歴史と現代の位置付け
人類が誕生した当時から、病気や怪我の治療のために、ハーブは活用されてきました。エジプトやメソポタミアの古代文明では、ハーブが使われていたことが様々な記録から分かっています。
紀元前400年頃には、古代ギリシアの医師であるヒポクラテスが、400種類ものハーブを薬として用いていたのが分かっています。
また、新約聖書には薄荷(ミント)、いのんど(ディル)、茴香(フェンネル)などのハーブが、神様への捧げものとされていたことが書かれています。
神様への捧げものに使われるくらい、人間にとって価値が高いものだったわけです。
時代が進むにつれて、様々なハーブの効果や副作用、毒性なども分かってきて、その活用方法もどんどん進歩していきました。薬としても日常的に使われるようになりました。そして、東洋にもハーブを用いた医学が伝わりました。
アジアの代表的な医学と言えば、インドのアーユルヴェーダや中国医学があります。そして、この中国伝統医学が、5世紀頃に日本にも伝わり、発展していきました。
漢方というと中国のものというイメージかもしれません。でも、私たちが漢方として知っている東洋医学は、実は中国伝統医学が日本で独自の発展をしたものなんですよ。
このように、私たち日本人にとっても、メディカルハーブは昔から日常生活に馴染み深いものなのです。
しかし、近代になると、ハーブに含まれている薬理成分単体だけを取り出す技術が発達しました。更には、そのような薬理成分を人工的に作ることもできるようになったのです。
このようにして作った薬は、効果が強い反面、副作用も強く、使い方を間違えるとかえって体に害が出るという側面もあります。
また、現代は生活習慣病のような複雑な病気や、うつ病のような心の病気も増えてきました。このような病気に対しては、薬だけでは、効果には限界があります。そして、使い過ぎれば、副作用による害の方が強くなる可能性もあります。
そこで、効果は弱めでも、副作用が少なく、治療よりも予防効果が高いハーブが見直されてきているんです。
私たち日本人の健康管理と言えば、何となく体に良さそうな食生活をして、十分な睡眠と休養を取り、病気になってから初めて病院に行くといったものかもしれません。
たしかに忙しい毎日だと、健康管理はおろそかになりがちです。そして、いざ病気になると、即効性があって効き目が強い薬に頼って、病気を治そうとします。つまり、現代人の健康管理は病気になってから初めて対処する!という考え方が中心なんです。
でも、理想的な健康管理の方法は、普段から心身を元気に保ち、病気を予防すること、病気になっても、症状が軽く済むようにすることです。
そうすれば、体に負担の強い治療も、少なく済みます。
そのため、現代では、近代医学と、ハーブを始めとした古くからの療法を、併用することが望ましいと考えるようになってます。
普段の生活で、メディカルハーブを活用することは、現代人にとっても必要なことなんです!
またしても少し難しい話をしてしまいましたが、つまりは、自分の体を健康に保ちたければ、医者任せにするのではなく、正しい知識を身に付けて、自ら健康管理をすることが大事だということです。
ハーブを日常的に利用する事で、心と体の健康を維持しながら生活することができます。そのためにも、ちょっとだけ余裕を持って、ハーブのある生活をしてみることが一番です!
でも「そんなこと言われても、ハーブなんてたくさんあるし、何が良いのか分からない」なんて人もいるかもしれません。
あるいは「毎日、たくさん野菜を食べてるから、ハーブなんて必要無いです」なんて人もいるかもしれません。
でも、ハーブの中には手軽に利用できるものがたくさんあります!そして、何よりもハーブのある生活は、とっても楽しい!
そこで、次は初心者でも簡単に楽しめる代表的なハーブと、その使い方を紹介しますね!
初心者でも簡単!代表的なメディカルハーブの効能と便利な使い方
健康管理のためにメディカルハーブを利用する場合、ドライハーブを使うのが便利でおすすめです。なぜなら、フレッシュなものは、傷みやすく長期保存には向かないからです。
野菜や果物の場合でも、ドライベジタブルやドライフルーツがありますが、水分の多い野菜や果物をわざわざ乾燥させるのは、かなりの手間です。
それにドライハーブは、ハーブティーとして、いつでも手軽に飲むことができます。そいういった使い勝手の良さや、副作用の少なさなどを考えると、次の5つのハーブがおすすめですよ!
- エルダーフラワー
- ジャーマンカモミール
- ネトル
- ペパーミント
- ローズヒップ
この5種類のハーブの成分や作用を紹介しますね!
エルダーフラワー
エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)は、欧米では『インフルエンザの特効薬』として重宝されているハーブです。
フラボノイドを豊富に含むハーブの代表で、発汗・利尿作用が高いのが特徴です。
また、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりといった症状にも用いられ、アレルギーを抑える作用もあるため、花粉症にも良いとされています。
普段はハーブティーにして飲むのがおすすめです。エルダーフラワー単体でも良いですし、ペパーミントやリンデンとブレンドするのもよくある飲み方です。
また、イギリスではエルダーフラワーの成分を抽出して作った、コーディアルという飲み物があります。
水や炭酸水で10倍程度に割って飲むもので、イギリスの伝統的な飲み物なんですよ。
コーディアルでも手軽にエルダーフラワーの成分を取ることができて、おすすめです。
記事の最後におすすめのコーディアルも紹介しますね!
- 主な成分
フラボノイド、クロロゲン酸、カリウム
- 作用
発刊、利尿、抗アレルギー
- こんな時にオススメ
風邪、インフルエンザ、花粉症
ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは世界で最もポピュラーなハーブの一つです。
胸やけ、胃炎、腹痛、生理痛、冷え性、不眠など、色んな症状に効果があります。
心身をリラックスさせる効果もあるので、ストレス性の胃炎などに効き目を発揮します。
ハーブティーとしても飲みやすいので、家に常備していると何かと便利ですよ。
おすすめはミルクティーにして飲むことです。牛乳と相性が良いので、ジャーマンカモミール単体のハーブティーよりも飲みやすいですよ!
- 主な成分
フラボノイド(アピゲニン)、精油成分(α-ビサボロール)、マトリシン
- 作用
消炎、沈静作用、過剰な消化器の活動を鎮める、お腹のガスを取り除く
- こんな時にオススメ
胃炎、胃潰瘍、生理痛、皮膚炎
ネトル
ネトルに含まれるクロロフィルは、血液を綺麗にしたリ、新しい血液を作りやすくする作用があります。
アトピーや花粉症、リウマチなどのアレルギー疾患に用いられることが多く、ドイツでは春に多いアレルギー症状を緩和するために、ネトルを絞った液や、ハーブティーを飲む療法が行われています。
また、ネトルは様々な成分を豊富に含んでいます。
フラボノイドやクロロフィル、ビタミン、ミネラルを豊富に含むため、利尿作用も高く、体内の老廃物を排泄しやすくしてくれます。
そのため、痛風や尿道炎などの泌尿器系の病気の予防にも役立ちます。
- 主な成分
フラボノイド(クエルセチン)、クロロフィル、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンB9(葉酸)、ケイ素、カルシウム、カリウム、鉄
- 作用
利尿、血液を綺麗にする、血液を作る
- こんな時にオススメ
花粉症、アトピー、痛風、リウマチ
ペパーミント
ペパーミントは、様々な食べ物に使われることが多いので、馴染み深いハーブですよね。
スーッとする爽やかな香りは、メントールという精油の成分です。メントールには気分をリフレッシュさせ、眠気を吹き飛ばす作用があります。
また、胃腸の調子を整える作用もあり、食べ過ぎ、飲み過ぎ、食欲不振、消化不良や吐き気などを改善してくれます。
気分をリフレッシュしてくれる作用と吐き気を抑える作用があるので、乗り物酔いに効果的です。ドライブの時にペパーミントのハーブティーをボトルに入れて持っていくと良いですよ!
- 主な成分
精油成分(メントール)、フラボノイド(アピゲニン)、タンニン、クロロゲン酸
- 作用
気持ちをリフレッシュする、胃腸の調子を整える
- こんな時にオススメ
集中力不足、食欲不振、乗り物酔い
ローズヒップ
ローズヒップはバラの実です。
ローズヒップの特徴は何と言ってもビタミンCが豊富に含まれていることです。その量はレモンの20倍~40倍で、フラボノイドも豊富に含んでいるため、その相乗効果でビタミンCの吸収率も高いです。
まさに美容のためのハーブですね!
ビタミンCが豊富に含まれているだけあって、ハーブティーにして飲むと、酸っぱくて飲みにくく感じるかもしれません。
そんな時には、はちみつを入れるのがおすすめです!甘酸っぱくて、とても美味しくなりますよ!
- 主な成分
ビタミンC、ペクチン、リコピン、β-カロテン、フラボノイド
- 作用
ビタミンCの補給、便を柔らかくする
- こんな時にオススメ
抗酸化作用、便秘
[aside type=”normal”]メディカルハーブと言うと、利用するのが難しそうに感じるかもしれません。
でも、ほとんどのハーブは、ハーブティーにして飲むのが、一番手軽でおすすめです。ここで紹介したメディカルハーブは、どれもハーブティーとして売っています。
この記事の最後でも、おすすめのハーブティーを紹介しているので、お気に入りのハーブティーを見つけてくださいね![/aside]
ここで紹介したのは、たったの5つですが、他にもたくさんあり過ぎて、とても書ききれません!
ピエス・ヴェールでは、他にもいろいろなメディカルハーブを紹介していくので、是非、自分に合ったものを見つけて活用してみてくださいね!
でも、ハーブの魅力はそれだけじゃありません。自分で栽培するもの楽しいんですよ!
次は家庭でも簡単に栽培できる、ハーブを紹介します。
家庭でも簡単!栽培しやすいハーブを紹介
ハーブは手軽に栽培できるのも魅力です。
そもそも、ハーブの中には、ほとんど雑草に近い植物もあるため、栽培がとっても簡単なんです。
その中でも、特に簡単に栽培できてしまう、ハーブを2つ紹介しますね!
- ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは踏まれても枯れないくらいの強い生命力があります。
【栽培手順】
- プランターにパラパラと種を撒き、5㎜くらいの深さになるように土をかぶせる
- 土が乾かないように水やりをする
- 芽が出たら元気の良いものだけ残して、20cm~30cm間隔になるように間引きする
- 芽の高さが5cm~10cmになったら、芽の先端を摘み取る(脇芽がたくさん出てきて、収穫できる花が増えます)
- 花が咲いて、完全に開いたら花の部分を収穫する
収穫した花は、風通しの良い所で5日~7日ほど乾燥させると、ドライハーブになります。
ハーブティーにして飲むと良いですよ!
- ペパーミント
ペパーミントは生命力が強くて、どんどん増えていきます。
園芸の世界では雑草とみなすくらい、どんどん広がっていくので、むしろ地面には植えない方が良いですよ。
【栽培手順】
- プランターか鉢にパラパラと種を撒き、5㎜くらいの深さになるように土をかぶせる
- 土が乾かないように水やりをする
- 芽が出たら元気の良いものだけ残して、30cm間隔になるように間引きする
- 成長したら葉を収穫する
お菓子やカクテル(モヒート)に使う場合は、摘みたての葉を使えばOKです。
でも、ハーブティーにして飲む場合は、やはり一度、乾燥させた方が良いです。
やり方はジャーマンカモミールと同じく、風通しの良い所で5日~7日ほど乾燥させればOKです。
この2つのハーブは、栽培なんていうほどの手間はかかりません。
水やりさえ忘れなければ、面白いように育ってくれます。植物を育てるのは、それだけでも楽しいので、是非試してみてくださいね!
さて、ここまではメディカルハーブの良さを色々とお伝えしてきました。
自然のものなので、比較的安全なものではあるのですが、それでも使い方には注意点があります。
そこで、次はメディカルハーブを効果的に活用するためには、知っていた方が良い知識を説明しますね。
これだけは覚えておいて!ハーブの注意点
メディカルハーブは多くとり過ぎなければ、基本的には安全です。
薬効のある成分も、含まれている量はそこまで多くないので、効き目も緩やかです。
そのため、メディカルハーブで問題が起きるとしたら、それは知識不足からくる勘違いなどがほとんどですね。
そこで、健康被害が出る主な原因を見ていきながら、注意点を説明していきます。
- 一般的に効果が確認できてないもの、自分が良く知らないものは避ける
安全性が確認されてないものや、一般的なものでも、自分自身が効果を良く知らないものは避けましょう。
ハーブには、様々な効果も副作用もあります。心臓が悪い人が使ってはいけないものや、妊娠中は避けた方が良いものなど、様々です。
また、毒性のあるものだってあります。
ハーブだから何でも体に良いわけではないので、知識が無いものは使わないようにしてください。
- 使用部位に注意する
同じ植物でも部位によって、作用が違うものがあります。
例えばジャーマンカモミールは、花と葉では作用が違うので、期待している効果とは違うものになる可能性があります。
利用しようとしているハーブの種類だけでなく、部位とその作用まで確認するようにしてください。
- 医薬品との飲み合わせに注意する
メディカルハーブの中には、医薬品の効果を消してしまったり、逆に強めてしまったりするものがあります。
例えばセントジョーンズワートは、強心薬(ジゴキシン)や抗血液凝固薬(ワルファリン)などの効果を弱めてしまいます。
また、グレープフルーツは血圧降下剤の効果を強めてしまうため、血圧が下がり過ぎてしまう可能性があります。
どんなメディカルハーブもそれ自体の効き目はマイルドですが、医薬品の効果を変えてしまう危険もあります。
普段から薬を飲んでいる人は、ハーブとの飲み合わせにも注意してくださいね。
- 信頼できるものを使う
メディカルハーブとして用いる場合は、信頼できるものを選んでください。
例えば、ジャーマンカモミールとローマンカモミールは同じカモミールでも、効果が違います。
それにも関わらず、市販品の中には単に”カモミール”と書いてあるだけで、どちらなのか分からないものもあります。
違う植物などの異物が入っていると、予想外の影響が出る可能性もあります。
体の中に入れるものなので、信頼性には十分注意してくださいね。
ポイントは自分がこれから使おうとしているハーブの効果を、きちんと理解することです。
その上で、そのハーブの種類や部位に間違いが無いかを確認してから使えばOKです。
これさえ間違えなければ、大きな危険はありません。安心してハーブを使ってみてくださいね。
というわけで、ここまではハーブを健康管理に役立てるための、メディカルハーブという考え方について、お伝えしてきました。
メディカルハーブのことが分かると早速、試してみたくなるんじゃないかと思います。そこで、おすすめのハーブティーや飲み物を紹介しますね!
手軽に楽しもう!おすすめのハーブ
メディカルハーブを利用するための最も手軽な方法は、ハーブティーなどにして飲むことです。
色んなハーブの中でも、飲みやすくて効果も実感しやすいものは、次の3つです。
- カモミール
- ペパーミント
- ローズヒップ
また、手軽で毎日継続できる方法としては、コーディアルもあります。
そこで、ここではハーブティーやコーディアルを扱っているブランドの中から、信頼できるところを紹介しますね!
カリス成城
カリス成城は値段も手頃で、味や品質にも定評があります。
初心者がハーブティーを買うなら、まずはカリス成城が無難でおすすめですよ!
【オンラインショップ】
http://www.charis-shop.com/
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お店の場所はこちらから探すことができます。
http://www.charis-herb.com/shop/
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トラディショナル・メディシナルズ
トラディショナル・メディシナルズはアメリカのメーカーです。医療に使うことを前提とした、品質が良く信頼できる原材料を使っているメーカーです。
たかがハーブティーといえども侮れない、高品質な商品です。
【ネットショッピング】
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トラディショナル メディシナルズのハーブティー(楽天)
生活の木
生活の木は皆さんもご存知ですよね?日本全国にお店があるため、どこでも買えます。
品質にも定評があるので、安心して飲むことができます。
【オンラインショップ】
https://onlineshop.treeoflife.co.jp/ec/cmShopTopPage1.html
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お店の場所はこちらから探すことができます。
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☆コーディアル
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POMPADOUR
POMPADOURのハーブティーなら、恐らく皆さんも見たことがあるのではないでしょうか?スーパーでも売ってることがあるくらい、どこでも買うことができます。
お値段も手頃ですし、飲みやすくしたブレンドティーもありますよ!
【ネットショッピング】
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まとめ
どうでしたか?
ハーブって聞くと、料理に使うキッチンハーブのイメージが強いんですよね。
でも、実は私たちの健康維持のため、病気の予防のために使えるものなんです。
植物の栄養素が健康に良いというのは、もちろん分かっていても、実際には、ただ何となく野菜を多めに食べるという人が多いと思います。
しかし、ハーブの中には、病気を予防したり、症状を緩和してくれるものがたくさんあります。そのようなメディカルハーブを日常生活に活用することは、そんなに難しいことではありません。
この記事を読んだあなたが、お気に入りのハーブティを見つけてくれたり、自分でハーブを栽培してくれたら嬉しい限りです♪
皆さん、メディカルハーブの魅力を知って、その恵みを上手に活用してみてくださいね!